【解説】
昨日、28件のゲノム解析結果が公表。BA.2が61%(17件)、6/27に初めて発表されたBA.2.12.1が14%(4件)、7/8(金)に初めてBA.5が25%(7件)。
新規陽性者は先週の土曜日の176名より326名増加して502名（2.85倍)。新規陽性者は30代以下が69%(10歳未満が22%、10代が20%、20代と30代が28%)、60歳以上は8%。新規陽性者の7日間平均を１週間前と比べると20代と30代では1%減少して28%、60歳以上は4%減少して9%。
本日7/9(土)、新たな集団感染0件。既に発表されている集団感染の追記0件。
【解説】
本日7/9(土)は昨日と比べると新規感染者数、新規感染者数の比、感染経路不明の割合、病床使用率が増加。新規感染者数の今週先週感染比は増加傾向が続いて2.80となり、1.0以上が8日間続く。感染の状況は4項目中3項目が基準値以上。病床使用率は１週間前よりも5%増加しているが病床使用率レベル1、重症病床使用率レベル0が続く。
【解説】
7日間平均を１週間前の同じ曜日の7日間平均と比較すると経路不明、調査中、10歳未満、60歳以上の増加が続く。その結果、新規陽性者の増加も続く。感染経路不明者の増加速度を上げて増加中。
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近１週間の新規陽性者の移動平均値を7/8（金)の値と比べると12保健所中全て(前橋、高崎、渋川、伊勢崎、安中、藤岡、富岡、吾妻、利根沼田、太田、桐生、館林)で増加。12保健所で4.6名から24.8名/日。
【解説】
入院等調整中が減少、入院中、宿泊療養中、自宅療養中が増加。特に自宅療養中が著しく増加。その結果、療養者数も著しく増加。重症0名、中等症1名減少して6名に、死亡0名。
【解説】
本日7/9(土)の直近1週間の移動平均値は全て（入院中、宿泊療養中、自宅療養中、入院等調整中）の増加が続く。その結果、療養者数の増加も続く。入院率の減少が続く。
佐竹幸子（元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長）
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